“ゴールデンタイム”にとるべき“糖質”と“たんぱく質”にはどんなものがある?

スポーツの現場でよく聞かれる“ゴールデンタイム”
どういった内容で使われる言葉かご存じですか?

前回の内容で、ある程度はわかってくださったと思いますので、今回は「どういったものが糖質・たんぱく質なのか」「ここ最近糖質っていうけど、炭水化物と何が違う?」などについてお伝えしていきます。

では今回の話に入っていきましょう♪

前回はこちら!
運動後の栄養補給で知っておきたい“ゴールデンタイム”とは

《前の内容の音声化です》
本文の音声化も作成しました!
別のことをしながらでも学べる“ながら食育”


運動後の栄養補給“ゴールデンタイム”って(後編)

文章を見ながら、耳でも聞いてみたい方はぜひ!聞いてみてくださいね!

「食育ちゃんねる」
よろしければ見てみてください!

どんなものが糖質?たんぱく質?

内容に入る前に・・・ ちょっと豆知識! 
糖質ってなに?炭水化物とどう違うの?

ここ数年「糖質」「糖質」と言われるようになりましたが、それまであまり聞く機会はなかったですよね。
少し前まではエネルギー源は「炭水化物」と言っていましたよね!!

間違いではないのですが、

実は、炭水化物=糖質食物繊維です。

そのため、炭水化物の量が多いと言っても2つのパターン
①糖質が多い(ごはん・パンなど)
②食物繊維が多い(野菜・きのこなど) があります。

今回炭水化物を摂ってください!と言わなかったのは…
食物繊維豊富なものでなく、糖質の多いものを食べてほしいためです。

「炭水化物」と「糖質」の違いについて理解を深めてくださったと思いますので、さて本題に・・・

補食として持ち歩く可能性を考え、簡単に摂れる糖質・たんぱく質について紹介します。

※詳しくは今後配信する補食についての内容をご確認ください。

糖質としては、おにぎり・あんぱん・カステラ・バナナなどがあります。
たんぱく質は、チーズやヨーグルト・ゆでたまご・はむ・納豆などがあります。
鮭やツナのおにぎり・ハムサンド・フルーツヨーグルトなどは、1つの食品で糖質もたんぱく質もとることが出来ます。

④家に帰った後の食事は?

補食を摂っている場合は、その他の栄養素を中心に、摂っていない場合は、糖質・たんぱく質も含め、バランスよく食べましょう。

基本は

「主食・主菜・副菜を揃えること」
「まごはやさしいの食材をまんべんなく摂ること」

”まごはやさしい”以外の【肉類・卵・乳製品など】は現代の食事であれば意識しなくてもとっている方は多いと思います。(むしろ摂りすぎくらいの方も…。)

なので、頭の片隅に“まごはやさしい”をおいていただくことで、様々な食材を選ぶきっかけになり、実際に様々な食材を食べることで、自ずとバランスも整ってきます。

主食・主菜・副菜のイラスト(定食)
主食:ごはん
主菜:魚の塩焼き
副菜:冷奴・ほうれんそうのお浸し
プラス味噌汁

「まごはやさしい」の詳しい説明。
ま:まめ(豆腐や納豆など)
ご:ごま
は:わかめなどの海藻類
や:野菜
さ:魚
し:しいたけなどのきのこ類
い:いも(じゃがいもやさつまいもなど)

今回の話でゴールデンタイムについて、詳しくなっていただけたら幸いです。

私自身は、ヨガのレッスンの後に、栄養補給を兼ねて飴を1粒なめる時もあります(家に帰って食事を食べられる距離ですが、口に入れないとクラクラする時もあるので…)。

糖質だけでも補っておくことで、自身のたんぱく質(筋肉)の過度な分解を抑え、エネルギー源の補給につながります。

ゴールデンタイムを頭の片隅におきつつ、みなさんもご自身のライフスタイルに合わせ、運動の際にはうまく補食を取り入れましょう!

前回はこちら!
運動後の栄養補給で知っておきたい“ゴールデンタイム”とは