~KSN管理栄養士から毎月の健康情報をお届け~
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最近、免疫についてお伝えしていましたので、今日からは、血液型と免疫についてお届けします。
「A型って几帳面やね~」「O型やし、うちはおおざっぱ…」など日本人であれば、血液型について誰もが一度は話題にしたことがあると思います。
血液型で性格が決まることなんてないという声が多いようですが、血液型で持つ抗体が異なるため、かかりにくい病気があるとは言えるようです。
そもそも血液型の違いはどこにあるのか、それによって免疫や病気にどのように影響があるかについて3回にわたりお伝えします。
新型コロナウイルス罹患者の血液型を見ると、特定の血液型が少なかったとの結果も出ています。
(まだまだ研究段階なので、今後変わっていく可能性もあります。)
今日は、そもそも血液型(ABO式)ってなに?という疑問に迫っていきます♪
本文の音声化も作成しました!
別のことをしながらでも学べる“ながら食育”
血液型と免疫(vol.1)
文章を見ながら、耳でも聞いてみたい方はぜひ!聞いてみてくださいね!
(今後も様々なものを音声化していく予定です!)
「食育ちゃんねる」
よろしければ見てみてください!
そもそも血液型(ABO式)ってなに?
私たちの血管の中に流れる血液は、「血漿(けっしょう)」と言われる液体成分と、「血球(けっきゅう)」と呼ばれる細胞成分に分けられます。
血球には、酸素の運搬に関わる赤血球や細菌やウイルスなどから体を守る白血球、出血した際に傷をふさいで止める血小板など様々な働きをする細胞があります。
私たちがよく話題にするA型・B型・AB型・O型という4つの血液型は、赤血球の分類のひとつである「ABO式血液型」の分類です。
実は赤血球だけでもまだまだ分類はあり、全部数えると30種類以上の分類法があると言われています。
さらに、血液型は白血球にも存在し、白血球の血液型(ヒト白血球抗原)は、パターンが数万通りもあると言われています。
白血病治療のドナーが見つかりにくいと言われるのは、このパターンが完全に一致する人でしか移植が出来ないためです。
(両親から1つずつ受け継ぐので、兄弟間では1/4の確率で完全に一致します。)
日本人であれば、誰しも血液型を話題にしたことがあると思うのですが、血液型ってなに?と聞かれると意外と答えられない人も多かったと思います。
次回は、“国によって血液型の割合が違う?”について見ていきましょう!
日本で血液型占いなどが流行る理由は、単一民族だからだけではないようです!
続きはこちら!
★血液型と免疫2 国によって血液型の割合が違う?