家庭用の食酢の売上げは日中の気温が高くなる5月頃から伸び始め、夏の暑い時期にピークを迎えます。
酢といえば【調味料】のイメージが強いですが、近年は飲料としての【飲むお酢(※)】が人気を集めています。
※酢に果汁やはちみつなどを加えて飲みやすくした飲料のこと

コロナ禍をきっかけに美容・健康志向が高まっており、中高年はもとより若い世代も愛用する人が増えているそうです。
2020年には【飲むお酢】の売上が【調味料】としての酢を上回って数年。
今は商品やアレンジもますます豊富になっていますよね。
今回はそんな「酢」についてお届けします!
①酢は最古の調味料?
酢は保存していたお酒が偶然変化したのがはじまりと考えられています。
紀元前5000年前のバビロニア(現在のイラク南部)では既に酢が醸造されていたという記録があり、人が手を加えて作った世界最古の調味料とも。
私たちにも馴染みの深い、ピクルスの原型も今から4000年前にはあったいうのですから驚きですね。
「医学の祖・ヒポクラテス」も病気の治療に酢を用いていたそうです。
※詳しくはこちらをご参考ください 健康コラム第194号「ハーブ」
日本に酢が伝わったのは4~5世紀頃。
その後、江戸時代には酢の製造方法が全国に広まり、同時に酢を使った料理が多く生まれました。
その代表的なものが「お寿司」です。
ここからは主な酢の種類と特徴をご紹介します。
穀物酢
小麦、米、トウモロコシ、酒粕など様々な穀類を使って醸造されたお酢
すっきりとした酸味が特徴
米酢
主に米を使って醸造されたお酢
米だけを使ったものは「純米酢」と呼ばれる
まろやかな酸味が特徴
黒酢
穀類を使って長期発酵・熟成させたお酢
米(玄米)を使った「米黒酢」と大麦を使った「大麦黒酢」の2つに分類される
独特の風味とコクのある酸味が特徴
果実酢
果汁を使った醸造酢で、代表的なものに「りんご酢」「ワインビネガー」などがある
フルーティーな酸味が特徴
バルサミコ酢
ぶどう果汁を木の樽で長期発酵・熟成させたお酢
「バルサミコ」とはイタリア語で“芳香がある”という意味
ワインに似た独特の香りと甘酸っぱく濃厚な味が特徴
次回は酢の成分と健康への関わりについてご紹介します。
続きはこちら!
★「お酢」のヒミツ②


