雑穀 vol.2

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近年の健康ブームの高まりとともにヘルシーな食生活に欠かせない食材の1つにもなっている“雑穀”。

ご家庭ではもちろん、 外食先でも雑穀の入ったご飯が選べる所も増えつつあります。

しかし、スーパーでは様々な雑穀がミックスされて売られているケースも多く、詳しい種類までは知らないという方も結構多いのではないでしょうか。

そこで今月は、雑穀の魅力を存分にお伝えしたいと思います。

今日は「 様々な雑穀とその特徴 」についてお届けします。

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https://ksn.kyoto/health_information/728/

様々な雑穀とその特徴

【あわ(粟)】

縄文時代から栽培されていた“最古の穀物”と言われており、
風味が淡いことから「あわ」とつけられたそうです。

白米と比べてビタミンB1が多く、食物繊維や鉄、マグネシウムも豊富に含んでいるため、
腸内環境を整える効果や貧血予防にも期待が出来ます。

粟おこしの材料としても使われていますよね。
クセがないので、米と一緒に炊くだけでなく、様々なお料理に混ぜて使うことも出来ます。

【ひえ】

あわと同様、縄文時代から栽培されていた“最古の穀物”と言われています。

“冷え”が名前の由来で、寒さに強いのが特徴です。 

マグネシウムや鉄、カリウムなどのミネラル、不溶性食物繊維が豊富に含まれており、
善玉コレステロールの値を高めたり、脂質代謝を助ける効果が期待出来ます。

【きび(黍)】

桃太郎に出てくるきび団子でおなじみのきびですが、成長すると黄色い実がなることから「黄実(きみ)」→「きび」と呼ばれるようになったそうです。

最近では、黄色いものだけでなく白いものや褐色のものも売られています。

必須アミノ酸であるメチオニンが含まれ、肝臓の老廃物や毒素を体外へ排出し、代謝を高めてくれます。
ミネラルや食物繊維も豊富で、含まれるポリフェノールは抗酸化作用に優れています。

比較的大粒で、コクや甘みが強いのが特徴です。

【アマランサス】

古代インカ帝国では、インディオ達の主食とされており、栄養価がとても高いことからスーパーグレイン(驚異の穀物)と言われています。

また、世界保健機構(WHO)では、「未来の食物」と評価され、スーパーフードのひとつとして大変注目されています。

さらに、その栄養価の高さからNASAが宇宙食として研究しており、スペースシャトルで栽培実験が行われたこともあるそうです。
その栄養価の高さと、グルテンフリーでアレルギー性が低いことも注目される大きなきっかけになったのではないでしょうか。

高たんぱくで、アミノ酸のバランスも良く、米などで不足しがちなリジンを豊富に含んでいます。
他にも亜鉛や鉄、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル類、ビタミンB6や葉酸などのビタミン類、食物繊維については水溶性と不溶性の両方を含んでいます。

種皮が柔らかく、全粒で食べられるため、豊富に含む栄養を余すことなく摂取することが出来ます。

【キヌア】

キヌアは南米コロンビア、エクアドル、ペルーなどのアンデス山脈一帯を原産地とし、昔からアンデスの高地に住む人々に愛されチソヤ・ママ(母なる穀物)と呼ばれています。

アマランサスと同様に、NASAが「21世紀の主要食」と発表したのをきっかけに大変注目されるようになりました。

たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含み、必須アミノ酸をバランス良く含んでいるところが最大の特徴です。

良質なたんぱく質を摂取出来ることから、ベジタリアンからも重宝されているようです。

雑穀にはまだまだ他にも魅力的なものがたくさんあり、ここでは一部しかご紹介出来ないのがとても残念です。


似ているようで、よく見るとそれぞれにちゃんと個性があって、知れば知るほど食べてみたくなりませんか…?

次回は、雑穀を使った簡単レシピをご紹介していきます。

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