血液型と免疫 vol.3

~KSN管理栄養士から毎月の健康情報をお届け~

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※インスタグラムで紹介した内容も順次こちらで紹介しています。

「A型って几帳面やね~」「O型やし、うちはおおざっぱ…」など日本人であれば、血液型について誰もが一度は話題にしたことがあると思います。

血液型で性格が決まることなんてないという声が多いようですが、血液型で持つ抗体が異なるため、かかりにくい病気があるとは言えるようです。

新型コロナウイルス罹患者の血液型を見ると、特定の血液型が少なかったとの結果も出ています。
(まだまだ研究段階なので、今後変わっていく可能性もあります。)

今回は、血液型別かかりやすい病気についてお届けします♪

最初から読みたい方はこちら!
・そもそも血液型(ABO式)ってなに?
https://ksn.kyoto/health_information/1841/

・国によって血液型の割合が違う?
https://ksn.kyoto/health_information/1844/

血液型別かかりやすい病気について

日々様々な新型コロナウイルスの研究結果も報告されていますが、ある調査によると、血液型によってかかりやすさが異なるとの結果が報告されました。

本当に血液型で病気のかかりやすさに差が出るのでしょうか?

病気は、ウイルスや細菌が細胞内に入り込み、増殖することで、感染します。

一部のウイルスや細菌では、細胞内に入り込む際に人の細胞膜上にある特定の糖鎖(後で説明するカギのようなもの)にだけ結合するたんぱく質を使うものもあります。

この糖鎖が血液型によって異なり、また、侵入を試みるウイルスや細菌にも型がありますので、その型同士がぴったり合うものは、侵入しやすく、合わないと侵入しにくくなります。

簡単に言うと、

●血液型ごとに形の違うカギ穴がついている
●ウイルスや細菌もカギをそれぞれ持っている

カギとカギ穴がぴったり合うと侵入しやすいので、感染しやすくなりますが、ぴったり合わないと体に入っても細胞内にたくさん侵入せず、感染しにくいということです。

そのようなところから、血液型によってかかりやすい病気・かかりにくい病気があると考えられます。

~血液型別かかりやすい病気~

★A型

がんや生活習慣病

例えば…
胃がん

O型に比べ1.20倍もかかりやすいとの研究結果もあるようです。
対策としては、ピロリ菌の除菌が挙げられます。 ピロリ菌の感染ががんにつながると言われていますので、血液型関係なく、一度検査をしてみてください!

★O型

消化器系の病気
(それ以外の様々な病気に強い血液型)

例えば…
胃潰瘍や十二指腸潰瘍

O型以外に比べ1.35倍かかりやすいとの報告もあるとのこと。
こちらも対策としてはまずはピロリ菌の除菌
その他、ストレスと暴飲暴食も避けるようにしましょう!

★B型

感染症や肺疾患

例えば…
結核

O型に比べ10%も感染するリスクが高いと記載されている書物があります。
対策は、定期健診の肺レントゲン検査や、咳が長引く場合は、病院に行くようにしてください!
世界三大感染症(マラリア・エイズ・結核)のひとつであり、最も死者が多い病気ですので、気をつけましょう。

★AB型

かかると重篤になりやすい病気(心臓病や認知障害など)やインフルエンザ

例えば…
インフルエンザ

インフルエンザA型・B型ともに最も感染しやすく、AB型でない人と比べ、より早く感染し、重症化もしやすいと論文に書かれています。
対策としては、今私たちがコロナ対策として行っているものですが、こまめな手洗いとアルコール消毒を習慣に!
重症化を防ぐには、予防接種も対策のひとつです。

※いずれも各血液型の統計結果によるものですので、その血液型以外の方が、絶対にかからないというわけではありません。その点、ご了承ください。

ちなみに新型コロナウイルスは、O型が一番かかりにくいと言われています。

あくまで現在の研究・統計なので、「O型だから安心。何をしても良い!」ではありません。

みなさん、もちろんされていると思うのですが、基本的な感染対策は今後も続けていきましょう。


今回は、詳しく書けていませんが、かかりやすい病気が違ったからこそ、それが長い年月をかけて性格にも反映してきているとの本も読み、自分の中で腑に落ちるところもありました。
(常々血液型と性格に何か関係があると考えていたので、関係ないとの説を100%信じることが出来ない自分がいて…。)

気になった方は、いろいろと調べてみてくださいね。