最近、昔と比べてキレやすいこどもが増えていると聞いたことがあるかと思います。
その原因についてはいろいろなことが言われていますが、食事も1つの原因となるようです。
どのようなところが原因と言われているのかについてみていきましょう。
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現代のこどもに多い食事(野菜が少ない食事)
個人差はありますが、昔のこどもと比べて日々の食事にこのようなものが増えていませんか?
野菜が少ないので、必要な栄養素がとれず、それが「キレる」につながっていることも・・・。
◎ハンバーガ-やポテト、フライドチキンなど
◎ポテトチップス
◎炭酸飲料(砂糖たっぷりの飲み物)
◎ソーセージやハムなどの加工品で、リン酸塩が入っているもの
原因① カルシウムや亜鉛などミネラルの不足
カルシウムといえば、「骨に必要」ということは多くの方がご存知だと思います。
しかし、情報の伝達を担う働きもあるということは知らない方も多いです。
この働きにより、筋肉を動かす際にも関わりますし、脳の神経伝達にも関わります。そのため、カルシウムが不足すると、イライラすると言われます。
また、亜鉛の働きの中に、神経のスムーズな伝達を助けることや、精神面の安定に必要なセロトニンの合成に関わることがあります。
そのようなところから亜鉛も必要になってきます。
ミネラルには他にも様々なものがありますが、どれも体内で大切な働きを担っています。
ただ、大切な働きをするにも関わらず、体内でつくりだすことや摂りだめすることができないので、毎日続けて補う必要があります。
※ミネラルの中で注意すべきものも!!
リン(ミネラル)は、体のエネルギー源になり、必要なものですが、現代では食品添加物(リン酸塩)として摂る機会が非常に多くなっています。
過剰なリンは、ミネラルの吸収をじゃましますので、リンの摂り過ぎに注意しましょう。
原因② 甘いもの(糖分)の摂り過ぎ
甘いものに限らず、糖質(パンやごはんなど)を摂ると、血糖値が上がります。
その上がった血糖値を下げるためにインスリンというホルモンが分泌されます。
たくさん甘いもの(糖分)を摂ると、血糖値が大きく上がり、それを下げるためにいつも以上にインスリンが出て、血糖値がすぐに下がります(低血糖)。
この血糖値の激しい上下により、イライラすることもあると言われますので、
甘いものの食べ過ぎや甘いジュースの一気飲みなどは避けるようにしましょう。
忙しく働く方も増えたので、ついつい朝は菓子パンだけ…。
食べれるもの適当に食べたらいい…などもあるかと思います。
キレるということもですが、正しい成長にはミネラルなど様々な栄養素が大切です。
次回は、どのような食事にすればよいのかについて見ていきましょう!
続きはこちら!
★キレるこどもの増加と食事の関係②