紫外線から体を守るには…②

紫外線は、肌(日焼けや皮膚がんなど)に影響をおよぼすだけでなく、白内障など皮膚以外にも影響をおよぼすこともあるようです。

また、紫外線対策は真夏のものと思われがちですが、紫外線の量は3月頃から増え始め、6~7月がピークになるため、対策が特に大切です。

本文の音声化も作成しました!
別のことをしながらでも学べる“ながら食育”


紫外線から体を守るには…(後編)【紫外線対策には“目”も大切!】

文章を見ながら、耳でも聞いてみたい方はぜひ!聞いてみてくださいね!
(今後も様々なものを音声化していく予定です!)


「食育ちゃんねる」
よろしければ見てみてください!

最初から読みたい方はこちら!
紫外線から体を守るには…①

最近、目から焼けるって言葉を聞く機会が多くありませんか?

これは、目から紫外線が入り、焼けるため。
目に紫外線を浴びると、目の細胞がダメージを受けます。脳がメラニンを作れという指令を出すので…
それによってメラニンが増加し、日焼けしてしまいます。

マウスの実験 
日に当てない 
メラニン量増加せず

耳にだけ日を当てる 
耳のメラニンアップ

目にだけ日を当てる 
体全体のメラニンアップ

このメラニンが
しみ・そばかすの
原因に・・・

直接皮膚が日を浴びていなくても、しみやそばかすができることもあります。

このようなところから、目を守ることも、紫外線対策の重要なひとつに挙げられます。
皮膚の日焼け対策をしているのに、焼けてしまう…という方は、しみやそばかす対策も兼ねて、目も守るようにしましょう!!

目を守るのが大切とはわかったけど…
サングラスってハードルが高いし、なかなか…
あと、色によって効果も違う?

昔は黒い方が…と言われていましたが…
今は、色に関係なく、紫外線カット率の高いものを使用してくださいとお伝えしています。

そのため、無色透明のものでも紫外線カット率が高ければ大丈夫です!!
むしろ注意してほしいのは、眼鏡店とかでないおしゃれな雑貨屋さんなどで購入したものです。
そのようなものの中には紫外線カットされていないものもあるようなので気をつけましょう!!

紫外線をカットされていないタイプで、黒や濃い色のものを使用してしまうと…

黒や濃い色のものだと、暗闇にいるのと同じように感じてしまい、目の瞳孔が散大(大きく)します。
瞳孔が大きく開くのは、少ない光でも見えるようにするという体の反応なので、
その状態で紫外線をカットされていないレンズを使用していると…


いつも以上に、多くの光を目に取り込んでしまうので、メラニンの増加による弊害だけでなく、目を傷める可能性もあります。

まぶしさを軽減してくれているので、紫外線もカットされている気になりますが、大間違いです!!

サングラスや伊達メガネを使用している方は、すぐにご自身のものが紫外線をカットしているものか確認するようにしてください。


ちなみに私はクリアサングラスを使っています(紫外線カット100%)のもの。
伊達メガネっぽいので普段にも使えます。

今回は少し栄養からは外れた話だったと思います。
暑い日が続いていますので、栄養以外の面でも正しい知識を取り入れて、毎日健康に過ごしましょう♪