ナッツは天然のサプリメント?

最近では、スーパーでも専用の売り場があるほど、様々な種類のナッツが売られていますよね。

健康や美容によい食材として注目されており、 運動後の補食にもぴったりです。

そのまま食べるだけではなく、お菓子やパン、料理にも合う万能な食材ナッツについて今回はお話します!

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ナッツの栄養

ナッツは、天然のサプリメントとも呼ばれています。

おいしいだけでなく、様々な栄養が豊富に含まれており、最近ではその健康効果にも注目が集まっています。

ナッツが栄養豊富であるのは、発芽するために必要な栄養を蓄えているからです。

では、どのような栄養が含まれているか、ご紹介していきます。

まず良質な「たんぱく質」や、悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やす「リノール酸」「オレイン酸」といった不飽和脂肪酸を含んでいます。

ほかにも、
■高脂血症や糖尿病、動脈硬化の予防・改善に必要な「ビタミンB群」
■ナトリウムを体外に排出して血圧の上昇を抑える「カリウム」
■骨を丈夫にして骨粗しょう症の予防に役立つ「カルシウム」
■貧血の予防に必要とされる「鉄」「亜鉛」
■便秘の改善やコレステロールの吸収抑制に働く「食物繊維」

など様々な栄養素がバランス良く含まれています。

ただし、体に良いからと言って食べ過ぎはいけませんので、1日25g程度(手のひら約1杯分)を目安に食べましょう。

また最近では、1日分のナッツがバランスよく小分けにされたものも販売されていますので、1日の目安が分からないという方にはおすすめです。

ちなみに、ナッツに含まれる不飽和脂肪酸は酸化しやすいので、開封後は早めに食べるか、高温多湿を避けて密閉容器などで保存しましょう。


アーモンド、カシューナッツ、クルミ、ピスタチオ、マカダミアナッツ、ヘーゼルナッツ…。

様々なナッツの種類がありますが、皆さんはどのナッツがお好きですか?

また、ナッツと言えば「ピーナッツ」を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、実はピーナッツはマメ科の豆で、正式にはナッツではありません。

ただし、ナッツ類と同様に栄養価は高く、不飽和脂肪酸や抗酸化作用のあるビタミンEが豊富に含まれています。

さらにピーナッツの薄皮には、抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれているため、皮ごと食べるのがおすすめです。