♪♪も~いくつ寝ると~ おしょうがつ~♪♪
今年も「もうあとひと月」。
みなさん新しい年を迎える準備は、始めていますか。
新しい年を迎えるにあたり、準備するものの1つに、おせち料理がありますよね。
最近は、手作りされる方だけでなく、おせち料理を食べる方も、少なくなってきています。
今回は、日本の伝統であるおせち料理に少しでも関心を持っていただくために、おせち料理の豆知識や食材の意味などを中心にご紹介します。
①おせち料理とは?
おせち料理とは、どのような料理のことをいうのでしょうか。
なかなか知っているようで、知りませんよね。
古くは、宮中において、正月に限らず、季節の節目(節句)に神前に料理を供え、供えたものをさげてから食べていました。
その際の料理を、おせち(御節)料理と呼んでいました。
そのおせち料理が、時代を経て、庶民や武士にも広がっていき、江戸時代には、多くの人々の楽しみになりました。
また、季節の節目ごと(五節句)にあったおせち料理は、いつの頃からか、正月の料理のみを表す言葉として使われるようになりました。
さらに、おせち料理は、「福を重ねる」「めでたさを重ねる」という意味で、縁起をかつぎ、重箱に詰めて出されます。
お重の中身は、地域や家庭によっても様々です。
お重の詰め方も、しきたりなどにより様々ですが、基本は四段重ねで、上から順に一の重、二の重、三の重、与の重(よのじゅう)と呼びます。
四段目のお重を「四」と書かないのは、「四」が「死」を連想させ、縁起が悪いからだと言われています。
しかし、最近は、ライフスタイルの変化により、大人数で食べることが少ない為、与の重まで使わず、二段や三段のお重の方が、一般的になっています。
また、段数の違いだけでなく、現代風のものとして、洋風や中華風のおせち料理や、スイーツおせち料理など多岐にわたるものが出てきています。
【上記はスイーツおせちです。】
時代と共に形を変えてきたおせち料理。
おせち料理のルーツを知り、少し詳しくなったところで、次は、食材について見ていきましょう。
昔は節目節目におせち料理があったなど、知らなかったことも多いのではないでしょうか。
次回は【食材の意味や栄養の部分】についてお話ししていきます!
乞うご期待!!
続きはこちら!
おせち料理の食材の意味・栄養について ~おせち料理②~