今回も引き続き味噌汁について見ていきましょう。
最近、いつお味噌汁、飲みましたか~?
最初から読みたい方はこちら!
和食の代表選手!味噌汁①
②味噌汁パワーがすごい!
『実の三種は身の薬』という言葉をご存知でしょうか。
「実」とは味噌汁に入れる具材のこと、「身」とは食べる人の健康のことです。
三種類以上の具材を入れることで、自然と栄養バランスが整っていくんですね。
徳川家康は、毎日「五菜三根」の味噌汁を飲んでいたと伝えられています。
平均寿命が37~38歳の時代に75歳の長寿を全うできたのは味噌汁のおかげだったのかもしれません。
味噌汁の効果には次のようなものが知られています。
☆コレステロールの抑制
味噌の主原料である大豆に含まれるサポニンには、血清コレステロールの上昇を抑える効果があり、レシチンや食物繊維にはコレステロールを排出する働きがあります。
☆抗酸化作用
大豆に含まれるビタミンEや大豆イソフラボン、サポニン、褐色色素は、体内の酸化を防止する作用をもちます。
☆胃潰瘍の予防
味噌の麹や酵母、乳酸菌に含まれる酵素には消化を助ける働きがあります。
味噌汁を毎日、または時々飲んでいる人は、全く飲まない人に比べて胃炎や胃・十二指腸潰瘍が少ないという研究結果もあります。
☆ガンの予防
胃ガンは日本人がかかりやすいガンの一つですが、味噌汁を飲む人は胃ガンにかかる確率が低いという研究結果も発表されています。
その他にも乳ガンや肝臓ガン、大腸ガンなどにも予防効果があるといわれています。
☆二日酔いの予防
大豆に含まれるコリンという成分は、アルコールの体外への排泄を助けます。
☆美肌効果
味噌が発酵する過程で作られる遊離リノール酸は、メラニンの合成を抑え、シミやソバカスを防ぐ働きがあります。
こうした様々な健康効果をもつ味噌汁ですが、「味噌汁は塩分が高いから…」と減塩のために味噌汁を控える方もいるのではないでしょうか。
味噌汁1杯(150ml)あたりに含まれる塩分はおよそ1.5~2gほどです。
汁を少なめにしたり、旨味をたっぷりきかせた濃いだし汁を使うことで味噌の量を減らし、塩分を抑えることができます。
さらに、具に根菜類やいも類、緑黄色野菜などカリウムが豊富な食材を入れると、ナトリウム(食塩に含まれる成分の1つ)を体から排出してくれます。
具だくさんにすると彩りもよくなり、食欲をそそりますよ。
わたし!味噌汁大好きなんです!笑
毎日のように飲んでいますが、飽きません。
また先ほどあったように、味噌を少なめかつ具を多く入れるからか、血圧が高くなることもなく、楽しめていますよ!
最近つくった味噌汁の中でめずらしい具は“たけのこ”。
たくさんもらったので、甘辛く煮たものを冷凍庫に…。
それを解凍せずに、お鍋に”ぽーん”。
先に煮ているのでいつもより甘めになっちゃいましたが、簡単においしいお味噌汁になりましたよ♪
みなさんのおすすめがあればX(旧ツイッター)で私に教えてくださいね!
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和食の代表選手!「味噌汁」③