その“疲れ”副腎が原因かも?①

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そもそも副腎ってなに?

副腎は「ふくじん」と読み、からだの器官のひとつで、腎臓の上にあります。
場所も近いし、名前も似ているし、さらに“副”とつくので腎臓と何かかかわりがあるのでは?ないかと考える方もいるのではないでしょうか。

副腎は腎臓の付属器官ではありません
ホルモンの分泌を行う体にとって非常に大切な働きを担う器官です。

疲れが取れない…

“肉体的な疲れ”だけであれば、しっかりとした食事を摂り、栄養補給を行うことや、早寝早起きで睡眠時間を確保し、生活リズムを整えることで回復します。

上記のことが十分に出来ているはずなのに、疲れが取れない…という方は、“精神的な疲れ”からくる“副腎疲労”が原因かもしれません。

精神的な疲れの大きな要因として過度なストレスが挙げられます。

ストレスと副腎の関係

上記のイラストのように、ストレスがあると、精神的な疲れが起こるのは、多くの方がご存じですが、それがなぜ副腎と結びつくのでしょうか?

副腎は、ストレスがかかった際に、脳からの「ストレスに対処しなさい」という命令を受け、ストレスに対抗するホルモンを分泌して、体を守ります。
その際のホルモンが“アドレナリン”“コルチゾール”

これらのホルモンが分泌されると、心拍数や血圧が上昇し、一気に戦闘モードへと変化します。この変化は、人間が大昔に大きな獲物を狩ることで生きていた時代の動物的本能の名残であると言われています。

このように、昔は、獲物を捕らえることや逃げ切ることでストレス(緊張感)はなくなっていましたが、現代の社会では、ストレスが多岐にわたり、長期化するようになってしまいました。

そのようなことから、“ストレスがかかっていることが当たり前”になり、ホルモンの過剰分泌状態となっているのです。

★アドレナリンの分泌が過剰になると…

ほどほどであれば、運動の際のよい興奮状態になるのですが、過剰になってしまうと、常に攻撃的になり、怒りっぽくなってしまいますし、キレやすくもなります。さらに、血糖値や血圧が高い状態が維持されてしまうので、糖尿病や高血圧など体に不具合が出てくることもあります。

★コルチゾールの分泌が過剰になると…

血糖値の上昇や高血圧、免疫力の低下、うつ・気力の低下、不眠、アレルギー症状の悪化などありとあらゆる部分に弊害が出てきます。たえず分泌しているので、必要な時に必要な量のコルチゾールの分泌が出来なくなってしまいます。コルチゾールは多くても少なくても弊害が生じますので、微妙なコントロールが必要なのですが、上記のようになってしまうと、微妙な調節が効かなくなってしまいます。

たえず副腎が活動し、それに伴い弊害が出ている状態を「副腎疲労」と呼んでいます。

長くなるので、続きは次回お届けします♪


昔は寝たら疲れは取れる!と言われていて、実際そうだったと思います。

しかし、現代は様々なストレス負荷がかかるので、副腎が疲れている方も多いです。

精神的な疲れを和らげるには、趣味など好きなことを行うのもひとつです。

次回は、副腎疲労度チェックやちょっとした豆知識、どのような栄養素をとればよいのかについて詳しく見ていきましょう!