からだのつりはどうして起こるの?②

寝ている間やスポーツをしているときなど…人生で1回は経験したことがある方が多いと思います。

「大事な試合の時につってしまって、活躍できなかった。」「普段運動しているのにどうしてつるのかな」など疑問もありますよね!

今回は、“体のつり”について見ていきましょう!!

本文の音声化も作成しました!
別のことをしながらでも学べる“ながら食育”


からだのつりはどうして起こるの?【後編】どうすればつらなくなるの?

文章を見ながら、耳でも聞いてみたい方はぜひ!聞いてみてくださいね!
(今後も様々なものを音声化していく予定です!)


「食育ちゃんねる」
よろしければ見てみてください!

最初から読みたい方はこちら!
★からだのつりはどうして起こるの?① 体のつりの原因は?

④つらないようにするには…

前回原因についてお話ししましたので、その原因を取り除くように心がけることが大切です。

◎出来る限り疲れを溜めないようにする

◎バランスのとれた食事をとり、ミネラル不足にならないようにする
(食事だけで補えない場合、スポーツドリンクやサプリメントも上手に取り入れましょう!!)

◎足のストレッチや定期的な運動をし、筋肉量を維持する

⑤バランスのとれた食事とは?

バランスのとれた食事とは、「主食・主菜・副菜を揃えること」と「まごわやさしいの食材をとること」です。

まずは「主食・主菜・副菜を揃えること」について。
主食は、ごはんやパン、麺類など主にエネルギーのもとになる
食品を言います。炭水化物がこれにあたります。

主菜は、魚や肉、卵や豆腐など主に体をつくるもとになる食品などを多く使ったおかず(メインのおかず)を言います。たんぱく質がこれにあたります。

副菜は、野菜やきのこ、いもや海藻類など主に体の調子を整えるもとになる食品などを多く使ったおかずを言います。ビタミン・ミネラルがこれにあたります。

主食・主菜・副菜と併せて、汁物(たんぱく質やミネラルなど)、果物(ビタミンCや炭水化物)、乳製品(カルシウム)を摂るように心がけると、バランスが整ってきます。

いくら主食・主菜・副菜が揃っていても、同じ食材ばかりでは栄養が偏ります。
特に、野菜の摂取が少ない人も多くなっているので、野菜とともに以下の食材も併せて食べ、様々な食材から、体に必要な栄養素を摂りましょう。
「まごわやさしい」はその際の目安となる言葉です。

「まごはやさしい」について詳しくお伝えすると…
「ま」豆類。良質なたんぱく質が含まれます。
カルシウムやマグネシウムなど
のミネラルも豊富。
納豆にはビタミンKも。

「ご」ごま。
ミネラルやビタミンEが豊富。
天然のサプリメントとも呼ばれます。お浸しやスープ、サラダ等ふりかけるだけで簡単に摂取できます。

「わ」わかめなどの海藻類。
ミネラルやビタミンKが豊富。
酢の物やお味噌汁などが手軽に取り入れられます。
※味付けのりは塩分があるので食べ過ぎには注意しましょう。

「や」野菜。
様々なビタミンやミネラルが含まれます。 緑黄色野菜にはビタミンKが豊富。
小松菜やモロヘイヤなどの青菜には比較的カルシウムも多く含まれます。

「さ」魚。
良質なたんぱく質が豊富。
特に小魚など骨まで食べられる魚からは、カルシウムなどのミネラルも摂取できます。
いかやたこにはタウリンが豊富です。

「し」しいたけなどのきのこ類。
ビタミンDが豊富。
特にきくらげや干ししいたけなど
天日干ししてあるものは、太陽の力で、さらにビタミンDがアップします。

「い」いも。
食物繊維が整腸作用を助けます。
また、いも類に含まれるビタミンCは、野菜と比べ、加熱によって壊れにくいのが特徴です。

このように、あくまで正しい食生活を基本ですが、それでも足りない部分には、栄養補助食品を使うのもひとつです。

食事だけでは補給が難しい場合、適宜栄養補助食品を使うこともひとつです!


体のつりの原因とつらないようにする方法について学んでいただけたと思います。

やはり、どのような悩みについても根本はバランスよく食事をとり、不足しがちな栄養素を補うことです。

まずは日々の食事を見直してみてくださいね!