牡蠣は“海のミルク”とも言われ、栄養豊富な食材として知られています。
栄養豊富とは知っていても、どのような栄養素が含まれているかについては知らない方も多いと思います。
様々な栄養素が含まれていますので、見ていきましょう。
今回は、栄養素に入る前に、牡蠣の歴史となぜ海のミルクと言われるのかについて見ていきましょう!!
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①牡蠣の歴史について
歴史の授業で「貝塚」について習いましたよね。
その貝殻の山で一番多く発見されているのは「牡蠣」です。
しじみやあさりよりも多くの牡蠣の貝殻が見つかっています。
縄文時代なので、約1万年前。
1万年の間ずっと食べ続けてきたので、その品質は歴史が保証済みです。
また、400年程前の漢方の古典書にも牡蠣は記されていて、昔から体にとってよいものとして知られていたことがわかります。
②海のミルクと言われる理由は?
牡蠣の色が「乳白色」であり、牛乳の色と似ているからです。
一部では、新鮮な牡蠣はミルクの風味がするからとも。
あとは、牛乳のように様々な栄養素がバランスよく含まれているからだと言われています。
亜鉛などのミネラル、ビタミン、タウリン、グリコーゲンなど・・・
様々な栄養素がバランスよく含まれています。
また、タウリンや亜鉛は母乳にも含まれており、母乳とも非常に近い成分です。
~牡蠣に含まれる栄養素~ ※次回以降順次お伝えします♪
ミネラル
亜鉛・ナトリウム・カルシウム・鉄・カリウム・リン・マグネシウム・銅・マンガン・セレン・クロム・リチウム・コバルト
ビタミン
ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンE・葉酸・ビオチン・イノシトール・コリン・ナイアシン
アミノ酸
タウリン・アルギニン・リジン・ヒスチジン・フェニルアラニン・チロシン・ロイシン・イソロイシン・メチオニン・バリン・アラニン・グリシン・プロリン・グルタミン酸・セリン・スレオニン・アスパラギン酸・トリプトファン・シスチン・オルニチン
炭水化物
グリコーゲン
“海のミルク”という言葉を知っていても、理由までは知らなかったという方も多いと思います。
また、貝塚から発見される貝殻で一番多いのは牡蠣であるというのは、私自身も入社するまでは知りませんでした。
牡蠣について、少し詳しくなったところで、次回以降は、含まれる栄養素について順番にお伝えしていきます!
続きはこちら!
★牡蠣に含まれる栄養素 vol.2 ~多量ミネラル~