~KSN管理栄養士から毎月の健康情報をお届け~
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近年話題の“糖質制限”。
今日は糖質制限について2回目。
糖質制限をしても体に負担はないの?についてお話しします。
本文の音声化も作成しました!
別のことをしながらでも学べる“ながら食育”
糖質制限vol.2(糖質制限をしても体に負担はないの?)
文章を見ながら、耳でも聞いてみたい方はぜひ!聞いてみてくださいね!
(今後も様々なものを音声化していく予定です!)
「食育ちゃんねる」
よろしければ見てみてください!
最初から読みたい方はこちら!
★糖質制限 vol.1 なぜダイエットに“糖質制限”?
糖質制限をしても体に負担はないの?
糖質をほとんど摂らない食事として糖質制限食やケトン食があります。
糖質制限食は糖尿病の治療に、
ケトン食(※)は、がんやてんかん治療の方の食事として活用されています。
※ケトン食糖質をほぼ摂らず、脂質を多めにとる食事のこと。
ケトン体が体内で作られ、エネルギー源になる
治療で行う場合は、医師の指導の下で行われますし、ケトン食にする場合も安全性が認められている1年程度を限度(数年程度との記載もあり、幅がある)に行われています。
中には治療目的でなく糖質を摂らない場合であっても、
脂質やたんぱく質でカロリーさえ確保していれば、健康に害はないとおっしゃる人もいます。
このように特定の方には利点があり、一般の方が行っても害はないとも言われていた糖質制限ですが、最近では、糖質を過度に制限することで、制限していない人と比べ死亡率が上がるなどのデータも出てきています。
~極端な例~
糖質制限という名前の響きで、『糖質だけやめるもの』と思い込み、糖質を全く摂らない
→1日の摂取カロリーが足りなくなる
(エネルギーが足りない)
→体調不良
このようなところから、病気の治療目的ではないのであれば極端なことはしない方がよいと思います。
ただし!
太る原因=“糖質”は、正しいことですので、糖質の食べ過ぎはやめ、食べる時も適量を心がけましょう!(適量は“日本人の食事摂取基準”を参考にしてください。)
糖質を食べるときには、太りにくい食べ方で食べるようにしましょう。
その食べ方を実践すれば、過度な糖質制限は必要ありません!!
次回は、太りにくい食べ方~その1~について見ていきましょう!