新年の目標達成には〇〇が関係?②

今年の目標」はもう決まりましたか?

“毎日の睡眠習慣”と“新年の目標の達成度”を調査したイギリスの研究(※)によると、睡眠をしっかりとっている人の方が、約4割も目標の達成率が高いことが分かったそうです。

快眠のコツをつかめば、目標が叶い、人生が豊かになるかも…?

※ハートフォードシャー大学のリチャード・ワイズマン教授の研究
「睡眠時間が7時間を下回ると意志の力が弱まり、目標前に挫折しやすい傾向になる」という研究結果が出ている。

最初から読みたい方はこちら!
★新年の目標の達成度には〇〇が関係?①

③「なかなか寝つけない」をなくすコツ

「朝スッキリ起きられない」「日中頭がぼーっとする」など、睡眠に関するお悩みは様々かと思います。

中でも特に多いと思われるのが「夜なかなか寝つけない」というお悩み。
おすすめの対処法を4つ、ご紹介します!

枕元に難しい本を置いておく

難解な哲学書や専門書は、眠気を誘うためにうってつけのアイテムです。
難しい本を読むと、苦痛を取り除くためにβエンドルフィン(※)が分泌され、眠くなっていきます。
反対に推理小説などは読み進めようという意欲が高まり、脳が活性化していく可能性があるので気をつけましょう。
※「脳内麻薬」とも呼ばれ、鎮痛効果や幸福感を得られる神経伝達物質。

午前中に太陽光を30分以上浴びる

太陽光を浴びるとセロトニンの分泌量が増え、気持ちを明るくしたり、やる気が高まることで日中の活動量UPが期待できます。
そしてセロトニンは、夜暗くなると眠気を促すメラトニンに変わるという特徴があります。
目から明るい光が入ればよいので、日傘をさしていても大丈夫です。
外出時はなるべく日なたを歩くようにしましょう。

全身の力を抜く「筋弛緩法」

体の様々な部位に力を入れ、一気に脱力することを繰り返すリラックス法です。

【方法】
(1)肩や腕、手、足、顔などにグッと力を入れる(10秒程度)
(2)ストンと力を抜き、その感覚を感じる(20秒程度)
(3)体がポカポカするまで(1)(2)を繰り返す
イスに座ったり寝ころんだままなど、やりやすい体勢で試してみてください。

「1/f ゆらぎ」を含む音楽を聴く

「1/f ゆらぎ」とは、適度な意外性と規則性がバランスよく調和したゆらぎのことで、快適感や癒し効果を与えるといわれています。
波の音や川のせせらぎ、虫の音、雨の音、心臓の鼓動などに含まれています。
歌詞のある曲は脳の言語野が刺激され、内容を考えはじめてしまうので、就寝前の音楽は「スローテンポで歌詞のないもの」が基本です。


就寝前にスマホを見るという方も多いのではないでしょうか。

スマホなどのデジタルデバイスの強い光(ブルーライト)を浴びると、睡眠を促すホルモンの分泌量が減ってしまい、よい睡眠を妨げてしまいます。

「寝つけない」「眠りが浅い」などの自覚症状がある方は、寝る前にはベッドや布団から離れた場所にスマホを置く、充電器をリビングに置くなど工夫してみてくださいね。