インフルエンザの流行が止まりませんね…。
例年であれば、インフルエンザの流行は12月頃から始まり、1月~3月にピークを迎えます。
しかし、近年は前倒しになる傾向があり、今年はなんと9月下旬~10月初旬にはすでに流行の兆しがみられました。

12月はイベントや年末年始の帰省などで人の移動がさらに盛んになる時期です。
感染リスクが高まるこれからの季節、改めて対策を見直してみましょう。
①早期流行の要因は?
インフルエンザの早期流行について、すでにニュースでご覧になった方も多いかもしれません。
要因には以下のように様々なものが指摘されています
【要因】『集団免疫の低下』『ウイルスの変異』や『人の移動・接触機会の増加』など

また、見逃せない一因として『夏の記録的な暑さ』も考えられています。
記録的な猛暑による体力の消耗や、外出を控えたことによる運動不足、熱帯夜による睡眠不足などが重なり、免疫機能が回復していない人が多いことも感染拡大に影響したのではないかと考えられているのです。

今年のインフルエンザは「早く」「広く」「長く」がキーワードとしても挙げられています。
いつも以上の対策で備えたいですね。
②手洗い・うがいにプラス!「○○○の消毒」①
感染症予防の基本といえば、皆さんご存じの『手洗い・うがい』。
でも、手以外にもウイルスや菌の温床になりやすいものがあります。
それが“スマートフォン(スマホ)”です。

今このコラムをスマホで見ている方も多いのではないでしょうか。
日常的に触ることが多く、屋内だけでなく、外に出た時にも触ることが多いですよね。
電車の手すりやドアノブを触った後に操作したり、トイレに持ち込んだり、食事中に触ったりしていませんか?
スマホの表面は温度も適度にあるため、ウイルスや菌が付着しやすい場所です。
せっかく手を洗ってきれいにしても、汚れたスマホを触ってしまうと意味がないですよね。
帰宅したら手だけでなく、スマホも除菌シートなどを使って拭くことを心がけてみてください。

次回は「手洗い・うがい」にプラスしたい2つ目の対策をご紹介します。
続きはこちら!
★今年は「早く」「広く」「長く」?~インフルエンザ対策~②


