免疫を保つには“鼻うがい”がよい?でもなんだかハードルが高い… やってみよう♪ ~免疫➁~

今回の【鼻うがい】については、私とは別の管理栄養士が実際に行ったものです。

私もこれを読んで、やってみよう!と思えたので、みなさんにも共有します!!!

鼻うがいやってみた!

アレルギーや風邪などで鼻がつまっていると、口呼吸になる方も多いですよね。

鼻は異物や細菌、ウイルスなどの侵入を防ぎ、空気を適度に加温・加湿してから肺に届けてくれるという天然のフィルターの役割を果たしています。

口にはそういったフィルターの役割はないため、細菌やウイルスの侵入、粘膜の炎症などが起こりやすくなってしまいます。

そんな鼻づまりにお悩みの方におすすめなのが、鼻うがいです。

私も元々副鼻腔炎や花粉症で鼻のトラブルが多かったので、数か月前から鼻うがいにチャレンジしてみました!

※写真はイメージです

《どうやってやるの?》
(1)お湯(37℃前後)に食塩を溶かし、0.9%の生理食塩水を適量作ります。(300mlなら食塩は2.7g)(2)生理食塩水を容器に入れます。(ドレッシングボトルやコップでもOK)
(3)前かがみの姿勢で片方ずつ鼻に容器を使って生理食塩水をゆっくり注入します。
  (慣れないうちは「あー」と声を出しながらやるのがおすすめ)
(4)もう一方の鼻や口から生理食塩水が出てきたら、飲み込まずそのまま出します。
(5)終わったら優しく片方ずつ鼻をかみます。


 私自身は鼻うがい専用の容器と分包タイプの洗浄剤を購入し、お湯はミネラルウォーターを電子レンジで温めたものを使用しています。

●痛くない?
お湯を使わずに水でやると鼻に入る瞬間は痛いです。(プールで鼻に水が入った時を思い出します)
ただ、人肌くらいに温めたお湯を使うとほとんど痛みを感じず、スーッと洗い流すことが出来ました。

●よかったことは?
鼻づまりが解消されてすごくスッキリしました!
寝る前にしておくと、気持ちよく眠れるようになった気がします。
また、人混みに行った後も鼻うがいをしておくと何となく安心できます。

●困ったことは?
初めの頃、鼻に残った水が後からボトボト出てくることがあって慌てましたが、その後は終わった後にしばらく下を向いてティッシュで押さえておくと解決しました。

●注意点は?
・1日1~2回程度にしましょう。
・急性中耳炎、浸出性中耳炎、声帯麻痺、誤嚥を起こしやすい人、膿性鼻汁の多い人はしないようにしましょう。
・鼻うがい中に水を飲んだり、終わった後に強くかむと中耳炎になる恐れがあるので気をつけましょう。
・雑菌が繁殖しないように使い終わった後は月に一度は容器を消毒するか、買い替えるようにしましょう。

※鼻うがいが新型コロナウイルス感染症予防に有効というエビデンスは現状確認されておりません


みなさん、一度やってみようと思えましたか。

以前鼻うがいはやったことがあるのですが、専用の容器等を準備しなかったり、水でやったり…で痛くてすぐにやめてしまいました。

今回はこれを読んで実践してみようと思えたので、一度容器をそろえてやってみようと思います!
今年はインフルエンザも流行っていますし、花粉も多くの量が飛ぶといわれていますので、できるところから対策してみてくださいね!

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