~KSN管理栄養士から毎月の健康情報をお届け~
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近年話題の“糖質制限”。
太る原因となるのは『糖質だから!』と糖質を食べないようにしている人も多いと思います。
しかし、過度な制限は体に負担をかけるとも言われていますし、糖質をやめることで、甘いものなどが食べられずにイライラが募る方も…。
今月は、現時点の最新情報も織り交ぜながらお話しします(太りにくい食べ方の豆知識もあります!!目からウロコが落ちるように感じる方もいらっしゃるかも!?)。
今日はなぜダイエットに“糖質制限”?
について見ていきましょう!
本文の音声化も作成しました!
別のことをしながらでも学べる“ながら食育”
糖質制限vol.1(なぜダイエットに“糖質制限”?)
文章を見ながら、耳でも聞いてみたい方はぜひ!聞いてみてくださいね!
(今後も様々なものを音声化していく予定です!)
「食育ちゃんねる」
よろしければ見てみてください!
なぜダイエットに“糖質制限”?
糖質を摂取すると…
血糖値が上昇→血糖値を下げるためにインスリンが分泌→血糖値が下降
※血糖値を上げるのは糖質だけです。
糖質を単体で摂ると、より急激に血糖値が上がります。
という流れが体で起こります。
ここでポイントとなるのが“インスリン”。
インスリン(ホルモン)の働きには以下のようなものがあります。
●血糖値を下げる働き
●脂肪の合成を促進し、体脂肪を増やす働き
2つ目の働きがあるので、特に空腹時に糖質を摂りすぎるとインスリンが大量に出て
脂肪を増やしてしまいます。
また、インスリンが大量に出ると、その働きで血糖値が急降下します(1つ目の働きで)。
急降下することで、お腹が減りやすくなり、過食にもつながります。
以上のことから、インスリンの分泌を極力少なくする(=血糖値の推移をゆるやかにする)ためには、糖質制限がよいと考えられます。
このような理由を知った上で行われるべき糖質制限ですが、世間では意外と理由を知らずに行っている人も多いです。
知識もなく行うのは危険ですし、自分の体に関わる問題なので、正しい知識に触れる機会を作りましょう!
次回は、一番気になる糖質制限をしても体に負担はないの?についてお届けします!