10月に続き、11月も旬の食材をテーマにしてお届けします!
少しずつ気温が下がり、落ち葉が風に舞う季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今回は11月3日が「いい(11)み(3)かん」の語呂合わせでみかんの日であることにちなみ、温州みかんについて取り上げました。
①みかんといえば?
みかんといっても実に様々な品種が存在します。

甘夏・伊予かん・清美・せとか・デコポン・はっさく・はるか・紅まどんな・ポンカンなど
そのなかでも一番イメージしやすく、馴染みのあるみかんといえば、
“温州みかん”ではないでしょうか。
皮が薄くてむきやすく、子供たちの給食にもよく登場します。
果物のなかでは日本一の収穫量を誇ります。
温州みかん発祥の地は鹿児島県の長島といわれています。
江戸時代、長島は中国との交易が盛んな土地でした。
中国から長島へ伝わった柑橘の種から偶然発生したのが“温州みかん”です。
英語では“Satsuma Mandarin”(サツママンダリン※)と呼ばれ、
欧米で「サツマ」といえば、芋でなく温州みかんのことを指します。
ちなみに「温州」というのは中国の地名で、柑橘類の名産地である温州地方にあやかってつけられたそうです。
そのため、中国原産と思われがちですが、日本生まれの果物です。
温州みかんの種類は、収穫時期の早い順に、
「ハウスみかん」「極早生みかん」「早生温州」「普通温州」の4つに大きく分けられ、
それぞれの種類で数多くの品種が栽培されています。
店頭では“有田みかん”や“愛媛みかん”など、地域の名前をブランド名として販売することが多いそうです。
※サツマ[薩摩]=現在の鹿児島県のことです
次回は温州みかんの栄養についてご紹介します。
続きはこちら!
【11月中公開予定】 

    
