9月1日は『防災の日』です。
今回は災害時に必要な物資の準備について詳しく見ていきましょう。

③非常持ち出し品と非常備蓄品
自宅に非常用の持ち出し袋を準備されている方も多いかと思います。
災害時にはいろんな備えが必要ですが、あれもこれもと詰め込みすぎていませんか?
持ち出し品は2つに分けて考えましょう。
①非常持ち出し品(一次持ち出し品)
「安全に避難するために必要最低限持ち出すもので、
最初の1日をしのぐための物品」です。
②非常備蓄品(二次持ち出し品)
「ライフライン(電気、水道、ガス)が止まったときに備えて
家などに蓄えておくもの」です。
※「具体的な物品リストについてはこちらもご参考ください。
総務省消防庁「防災お役立ちツール」
https://www.fdma.go.jp/relocation/bousai_manual/too/tool.html
非常持ち出し品は日頃からすぐに持ち出せるような場所に置き、
非常備蓄品は自宅や物置、車(※)などに用意しておきましょう。
※車は時期によっては高温になるため、ご注意ください
また、一度準備したら安心せず、いざという時に役立つように定期的な点検・交換・見直しが必要です。
特に食料品は賞味期限があるので、「賞味期限までに使っては買い足す」ということを普段から心がけると自然と備蓄になりますよ。
防災への備えと聞くと、自宅での備えをまず考えてしまいますが、
災害はいつ、どこにいる時に起こるかは分かりません。
最近、持ち歩くようになったのが「防災ポーチ」です。
外出先での防災対策に役立つものを小さなポーチにまとめたもので、100均のお店などでもそろえることが出来ます。
ポーチの中にはこのようなものを入れています。
防寒対策(レインポンチョ)
衛生用品(ウェットシート、絆創膏、ビニール袋、マスク、ハンカチなど)
その他(笛、塩分タブレット)
その他、常備薬などその方に応じた中身にカスタマイズするとよさそうですね。
詳しくは「防災ポーチ」で検索してみてください!