夏場は汗と一緒に鉄などのミネラルも流れてしまうため、貧血を起こしやすい時期です。
鏡の前でアッカンベーをしてみてください。
下まぶたの裏が白くなっていたら…。
それは、貧血のサインかもしれません。
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★貧血にご用心①
③鉄不足が続くと…
■動悸・息切れ、頻脈、疲労
体の細胞は酸素がないと働くことができません。
そのため、体が酸素不足になると疲労感を感じます。
また、体内の酸素が不足すると体はもっと酸素がほしいと要求するため、全身に血液を送り出す心臓の鼓動は速くなり、動悸などの症状があらわれます。
■めまい、立ちくらみ、頭痛
脳はたくさんの酸素を必要とする場所です。
そのため、酸素不足になると、めまいや立ちくらみ、頭痛などの症状があらわれます。
■顔面蒼白
体内の酸素が不足すると、私たちの体は脳や筋肉など重要な部分へ優先的に酸素を送るようになるため、皮膚の酸素が不足し、顔色が悪くなります。
■爪の異常
細胞代謝には鉄が必要なため、鉄不足になると爪がもろくなり、そり返って中心がくぼんだスプーン状の爪になります。
■舌炎、口角炎、嚥下障害
粘膜細胞の代謝にも鉄が必要なため、口のまわりや舌が荒れやすくなります。
また、鉄不足によって食道が萎縮してしまうため、飲み込みにくい(嚥下障害)といった症状もみられます。
次回は鉄欠乏貧血を予防するために必要な栄養素についてご紹介します。
続きはこちら!(近日公開)
★貧血にご用心③