真夏のイメージが強い熱中症。
実は、熱中症は5月から多く発生しています。
また、梅雨の晴れ間や梅雨明けの時期など急に暑くなる時期は注意が必要です。
夏本番の暑さを迎える前に“熱中症対策”始めませんか?
最初から読みたい方はこちら!
★今からはじめる熱中症対策!①
②暑さに負けない体づくりのポイント
熱中症を予防するためには、体を暑さに慣らしておき、暑さに対処できるようになることが大切です。
ここからは暑さに負けない体づくりのポイントをご紹介します。
◎食事
私たちの体の中で体温の調整役をしているのが“ビタミンとミネラル”です。
朝昼晩の3食(主食・主菜・副菜)をしっかり食べること、特に野菜は旬の夏野菜や色が濃いものを食べるように心がけましょう。
また、食欲が出ない時は、調味料(酢など)や香辛料(唐辛子・胡椒など)、香味野菜(大葉・ニンニクなど)を取り入れるのもおすすめです。
◎運動
運動不足の人は汗をかく機能が低下しているため、熱中症の危険が高まります。
早朝や夕方など涼しい時間帯に運動をする習慣をつけましょう。
ウォーキングやストレッチ、ラジオ体操など軽い全身運動がおすすめです。
◎入浴
体温調節機能を上手く働かせるためには、普段から汗をかくことが大切です。
シャワーで済ませず、湯船にゆっくりつかって汗をかきましょう。
また、入浴の前後には水分補給もお忘れなく。
◎空調や体温調節
冷房だけに頼らず、扇風機やカーテン、打ち水などを活用しましょう。
冷えすぎないよう上着で調節したり、扇風機で空気を循環させるのも大切です。
◎水分補給
のどの渇きを感じた時には、人の体は脱水症状になっています。
のどが渇いていなくてもこまめに水分補給をしましょう。
ミネラル豊富な麦茶やルイボスティーがおすすめです。
◎衣服
通気性のよい綿や麻、吸汗速乾素材の服を選んで着ましょう。
そして、外に出る際には帽子や日傘もお忘れなく。
個人差もありますが、暑さに慣れるには数日から2週間かかるといわれています。
暑くなるまでにゆっくり慣らしておきたいですね。
そして体調がすぐれない日はなるべく無理をせずにお過ごしください。